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「3Dとマテリアル」でぷっくり可愛い効果を試してみました

最近スマホ壁紙やケースで見かけることが多くなったぷっくりとした表現。
Illustratorの3D機能で簡単にできるのでご紹介します。


ぷっくり表現のやり方
1.パスを準備
ベースのイラストを準備します。
3D化する要素はグループ化しておきます。

2.立体化
1のオブジェクトを選択し、
「効果」→「3Dとマテリアル」→「膨張」を選択

これだけで立体感が出ましたが、まだテカり感などがありません。

3.微調整
「3Dとマテリアル」内で任意の数値を変更し、調節していきます。
今回は以下の要素を変更してみました(カッコ内は今回の数値)

「3Dとマテリアル」
【マテリアル】タブ内
「ベースプロパティ」
・粗さ(0.1):値を小さくするとハイライトを強調し、ツヤが出ます。
・メタリック(0.6):値を大きくすると金属らしい質感になります
【ライト】タブ内
・強度(140%)
・回転(25°)
・高さ(70°)
・柔らかさ(40%)
・強度(130%)
【パネルを閉じてしまった場合】
「アピアランス」パネルで効果の名称をクリックすれば再度開くことができます。


完成!ぷっくり可愛くできました
応用編
その1:回転をかけて立体的に
「奥行き」+「回転」でより立体的を出してみます

「オブジェクト」内
・奥行き(20mm)
・回転(x: 20° y: -40°)

その2:ワンクリックで質感表現
「マテリアル」-「すべてのマテリアルとグラフィック」で質感を簡単に変更できます

