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【2023年最新】 いま注目のWebデザイントレンド10選

ファッションでも広告でも建築でも、デザインの流行りは時代によって変わっていきますよね。
Webデザインにもトレンドがあります。2023年のWebデザインはどのようなものが流行るのでしょうか?
今回は2022年までの流行を踏まえ2023年のWebデザインの最新トレンドを見ていきましょう。

ニューモフィズムからグラスモーフィズムへ

あまり定着しなかったニューモフィズム

参考引用元:https://www.h-products.co.jp/

ニューモーフィズムは、2010年前後に流行した、立体感のあるリアルなデザイン「スキューモーフィズム」と2015年前後に流行したシンプルでミニマムな「フラットデザイン」や2010年代後半に流行した「マテリアルデザイン」を組み合わせた新しいデザイン手法です。
柔らかく、優しく見えるニューモーフィズムですが、デザインの統一性を図るために背景とボタンなどの要素の色を同じにする必要があり、UIのみやすさが損なわれ、色覚異常のあるユーザーには使い勝手が悪いなどのデメリットがあり、日本でも主流となることは無いようです。

今後さらに注目されるグラスモーフィズム

参考引用元:https://www.pyuru.co.jp/

そこにさらに新しいデザインとして注目されているのがグラスモーフィズムというもので、透明度やぼかしを組み合わせることで、すりガラスのような雰囲気を醸し出す手法です。
このグラスモーフィズムはAppleが「MacOS Big Sur」に採用したことから一時的なトレンドに留まらず定着していくことが予想されより一層注目をされています。

ユーザーのアクションに応じて変化するインタラクティブなサイト

参考引用元:https://tote.design/cure/

インタラクティブなWebサイトとは、マウスの動きやスクロール、クリックに応じて見た目が変化したりBGMが流れたりすることでサイト訪問時の没入感が増すのが特徴です。
比較的処理が重くいままでのネット回線での導入が敬遠されがちでしたが、Web技術も進化し回線5Gが普及しつつある現代では、大きな注目を集めています。

イラストなどをよりリアルに表現する3Dデザイン

参考引用元:https://next.junni.co.jp/

3Dイラストを使ったデザインは、2023年も注目すべきトレンドとなるでしょう。とくにポップなキャラクターやビビットなカラーを使用したものがトレンドの兆しを見せています。商品イメージと3Dが上手くフィットして見せられれば、プロモーション効果も絶大です。

アイソメトリックイラスト

参考引用元:https://www.mhiec.co.jp/jp/recruit/shinsotsu/

「アイソメトリック」とは、横幅・奥行き・高さの3方向の角度が120度になるような図法で、立体感を演出する技法です。
建築の図面や製図などで使われますが、サイトのイラストをアイソメトリックにすることでより想像しやすく印象に残りやすい表現ができます。

2Dイラストをメインにしたサイト

参考引用元:https://hdat.jp/recruit/

どこかで見たことのあるストックフォトではなく、オリジナリティのあるイラストを全面的に取り入れることでイメージの一貫性が図れ、ユーザーに大きなインパクトを与えられます。
イラストは、落ち着いた雰囲気から面白い雰囲気まで、どのようにも見せることもできるので目的に合わせて使い分けられます。

スクロールすることでストーリーを伝えるサイト

参考引用元:https://rooth.botanistofficial.com/

画面をスクロールしていくことで、内容を伝えるWebサイトの手法です。個々のユーザーのスピードに合わせて、ページをめくるような感覚を与えることができ、視覚的な画面の変化の楽しさと操作している心地よさや没入感が得られます。

大きなフォントやタイポグラフィーで魅せるサイト

参考引用元:https://www.toei.co.jp/company/recruit/fresh/

大きなサイズのフォントを使用したり、個性的なフォントを選んだりすることで、強いメッセージ性を出すことができ、ユーザーに強烈な印象を与えることができます。
「メッセージ性」「インパクト」を重視したい場合に、ピッタリのデザインです。

インフォグラフィックスでわかりやすく

参考引用元:https://www.ibank.co.jp/4th/

データなどを視覚化に図案化して見せるデザインのことです。
最近はスマホの普及に伴い、読まれる文字の割合は減少しており、直感的に理解できるインフォグラフィックスはさらに需要が高まっていきそうです。

逆に斬新さを感じる荒っぽくブルータリズムなデザイン

参考引用元:http://www.wed-camp.com/

ブルータリズムとはもともと1950年代に見られるようになった建築様式で、冷酷で厳しい獣のような(ブルータルな)手法を用いた表現主義のこと。ブルータリズムを取り入れたサイトは、よく見かける洗練されたデザインのサイトとは真逆の、荒っぽく主張の強い印象をあたえます。見やすさ、秩序、ユーザビリティとはかけ離れたものも多く、インターネット創成のころによく見かけたノスタルジックさもあり、使い方によってユーザーに強いインパクトを与えます。

シンプルにまとめたミニマリズムデザイン

参考引用元:https://canvascreative.co/

ミニマルなデザインは今後もやはりトレンドと言えます。ミニマルなデザインは、単純で見やすく、動作が早いなどユーザビリティの面でも優れています。
Appleのように白背景のものも多いですが、2023年ではカラフルでビビッドなミニマルデザインも増えそうです。

まとめ

2023年に注目のWebデザインを紹介しました。トレンドを学ぶことで、さらにWebデザインの幅を広げてみてください。
また、今後のWebデザインがどのように変化をしていくのか、常に注目してみるのも面白いですね。